これまでウォーターサーバーや水の事に関しての基礎知識と予備知識を説明してきましたが、これら新しいシステムなどの情報も知った上でレンタル業者を比較してみてください。きっとより良い自分に適した水のレンタルが実現できることと思います。
それでもいきなりウォーターサーバーの宅配業者を決めてしまうのは不安だと感じる人は、無料お試しキャンペーンを実施している業者で実際に試してみるのも一つの方法です。百聞は一見にしかず!です。キャンペーン中なら料金を一切かけずにウォーターサーバーを見てさわってミネラルウォーターを飲んでみることができるのですから、不安に思っている点も解消されることでしょう。
それでは私のおススメする無料で試せるレンタル業者を紹介しておきましょう。
但し、業者によっては期間限定でキャンペーンを行っている場合があるので、申し込む時は事前に確認してください。
クリクラ
一週間無料でサーバーと12リットルのミネラルウォーターを試すことができます。サーバーはS(卓上型)、L(床置型)の2種類から選べます。RO膜システムでろ過したピュアウォーターに4種類のミネラルを配合したミネラルウォーターです。
返却は電話をしたら、届いた時と同じように梱包して着払いで返送するので、料金は一切請求されません。
ドリームウォーター
期間限定で、一週間サーバーと12リットルのミネラルウォーターを無料で試すことができます。3種類の天然ミネラルウォーター(日田源泉水、バナジウムくん、夢の天然水)から選ぶことができます。ボトルカバーを7色から選べる着せ替えホルダーが特徴です。
オーケンウォーター
期間限定で、一週間サーバーと12リットルのミネラルウォーターを無料で試すことができます。3種類(富士のバナジウム天然水、大分・日田天領の銘水、京都・丹波の銘水)から選ぶことができます。
他にも期間によっては無料お試しを実施している業者もありますので、一度は試してみる価値はあると思います。
ミネラルウォーターのろ過は以前は熱殺菌処理が一般的でしたが、現在では新しい技法が開発されていて、より衛生的で安全な処理が施されています。
以前にも各業者の紹介でふれたことがあったかと思いますが、ろ過方法について少し説明を加えておきます。
RO膜処理法…Reverse Osmosisの略。NASAで開発されたろ過システム。1000万分の1mmの超極小孔フィルターでのろ過方法で、ほとんどの不純物(ダイオキシンや大腸菌O-157など)を除去しているので限りなく純水に近い水(ピュアウォーター)に仕上げられています。
オゾン処理…オゾンの強力な酸化力で、消毒・脱臭を行う浄水処理です。
ボトルに充填するまでの間にこれらの処理が行われているわけですが、自宅に宅配されてウォーターサーバーに設置した後の衛生面はどうなっているのでしょう。
設置されたボトルから水を使っていくと、ボトルの中には空気が入っていくわけですが、そこに大気中の雑菌が混入したらどんなに安全に作られた水であっても、危険な水に変わってしまいますよね。
そこで最近では『無菌エアシステム』というウォーターサーバータンク内にクリーンエアを送り込み、ボトルに大気が混入しにくい方法が開発され数社のウォーターサーバーに適用されています。
このシステムを採用しているウォーターサーバーは基本的にメンテナンスフリーでよいので、普段は自分でお手入れするだけで済みます。
ワンウェイシステム…従来のボトルは使用して空になったものを業者が回収して消毒殺菌後に再度ミネラルウォーターを充填し使いまわすというものでしたが、そのワンウェイシステムでは使用後のボトルはキャップとボトルを別にして捨ててしまえる使い捨てとなっています。常に新品のボトルなので清潔で安心です。
最近ではコスモウォーターやオーケンウォーターなどのように、無菌エアシステムを採用している業者はこのワンウェイボトルを使うのが主流のようです。
前回は水の硬度について説明しましたが、他にもミネラルウォーターの分類方法はあります。
ナチュラルウォーター…地下水を採取した天然水にろ過や加熱殺菌以外の処理をしていないもの
ナチュラルミネラルウォーター…ナチュラルウォーターの内、地中でミネラルが溶け込んだもの。
ミネラルウォーター…ナチュラルミネラルウォーターにオゾン・紫外線などで殺菌処理を施したもの。
ブレンドやミネラルを配合したもの。
ボトルドウォーター…上記以外のもので飲用可能な水。水道水や蒸留水。
最近ではミネラルウォーターの種類が次々と増えています。
* 炭酸水(スパークリングウォーター)…炭酸を含んでいる水のことで、北欧ではスパークリングウォーターの方が一般的です。炭酸水は運動後に発生した疲労物質(乳酸)を中和する働きがあるとされていて、運動した後に飲むと疲労回復の効果があります。
* バナジウムウォーター…近年ではインスリンの代役の作用があるとして糖尿病の治療薬として医療的にも期待されているバナジウムを含むミネラルウォーターです。
* オリゴ・ミネラルウォーター…中硬水に分類されるイタリアに多いミネラルウォーターです。適度にミネラル分を含み、加熱してもミネラル分がこわれにくいという特徴があります。
* 温泉水…温泉といえば日本では入浴というイメージですが、ヨーロッパでは昔から飲用が一般的とされているのです。温泉水にはミネラルも豊富にふくまれており
* 海洋深層水…200メートル以下の深海で採水された水のことです。深海では日光がほとんど届かないために水温が低く細菌や有機物質が極めて少ないのです。また光合成も行われないのでその時に消費されてしまうミネラル成分がそのまま存在しており、ミネラルが豊富に含まれています。
神戸でウォーターサーバーを選ぶ前に水の知識をある程度もっておいた方が、良いと思います。硬度、含まれるミネラル成分の効果、ろ過方法などなど・・・ウォーターサーバー自体の機能は基本的にどのメーカーもあまり差がないように思われます。ですので比較する材料として各社の説明を読むときには、前述のような内容の意味を知っておいた方が分かりやすいでしょう。
硬度についてですが、硬度が低いのが軟水で高いのが硬水という呼び名などは聞いたことがありますよね。では実際にはどう違うのでしょうか。軟水は私たち日本人には極身近な存在で、日本で採水される地下水は軟水であることがほとんどです。硬度を左右するのはミネラル成分の含有量ですが、日本はミネラル分を多く含みにくい地形をしているのです。地下水は、山々に降り注いだ雨が地下に浸み込み、平たんな陸地に流れ落ちる途中に徐々にミネラル分を取り込みながら海に流れていくのです。その海に到達するまでの時間が長ければ長いほどミネラルを豊富に含むことができるのです。日本の場合は、山から海までの距離が短くミネラルを多く取り入れている時間が少ないために、軟水となることが多いのです。欧米では地下水が広い陸地をゆっくりと流れていくのでミネラル豊富な硬水が多いということになります。
これらの水は料理にも影響を与えます。軟水はクセがないので、素材本来の風味を引き立てる効果があります。だしをとったり、薄味の煮物にしたり、またふっくらしたご飯を炊き上げるのにも適しています。軟水がでていたために薄味のだしのきいた日本料理といわれる食文化が発展したのです。逆に欧米ではこってりとして味の濃い調理法が多いと思いませんか。それはミネラル分の多い硬水は、日本料理のように薄味の煮物には不向きだからです。硬水は、肉などを煮込むとアクがよくでて軟らかくなる作用があるので、シチューなどの煮込み料理や水をあまり使わないような焼き料理が多いのです。
次回は水の種類についての紹介をしてみたいと思います。